お花の香りがするワイン5選!ワインでよく使われるアカシア、スイカズラ、ジャスミン、スミレ、バラの香りがするワインを集めました!

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ワインで使われるお花の香りとは?

ワインの表現で頻繁に使用されるお花を用いた表現。「枯れたバラの香りが…」など皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。

今回の記事ではワインを表現するときによく出てくるお花の香りについて解説しています。実際のワインも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

よく使われるお花の表現

スイカズラ

白い花を思わせる香りで一般的なワインに現れやすい香り。ハニーサックルとも呼ばれるこの花は吸うと甘い蜜の味がします。お花も小さい白い花が咲きます。

ほんのりと甘い白い花の印象(程度は弱め)や植物のやや青い印象を伝えたいときに使われます。特に控えめな印象のある白ワインに多く使われる表現です。

アカシア

ワインで使われる場合は白い花が咲くハリエンジュ属のニセアカシアのこと。広葉樹で公園や街路に植えられています。花言葉である「甘い誘惑」の通り甘い香りが特徴的。香水やはちみつなどで目にする機会が多いです。

アカシアも白ワインに対してよく使われる言葉で、スイカズラよりも甘い香りが強いときに使われます。

ジャスミン

「花の王」と呼ばれるジャスミン。その名の通り華やかで甘い花の香りが特徴的です。ソムリエ協会などのテイスティングコメントではジャスミン→スイカズラ→アカシアと並べられることが多いですが、ジャスミンは華やかで濃厚な香りが特徴的。アカシアと同程度のボリューム感に加え、ややエキゾチックな印象が感じられると思います。

スミレ

イオノンという成分がスミレの香りに関わってきます。βイオノンはピノノワールなどにも含まれていることがわかっていますので共通の香りがあります。

ヴァイオレットフィズというカクテルを飲んだことがある方は非常にイメージしやすい香りだと思います。ワインでも多く表現される香りのひとつ。特に軽やかで若々しい赤ワインを形容する際に使います。

バラ

基本的には赤ワインに用いられる表現。いわゆるバラの芳香はピエモンテのネッビオーロで出来たワインやクリーンなピノ・ノワールにたびたび現れます。イメージ的にはスミレと同様ですが、香りの豊かさや優雅さ、ボリュームが多い場合はバラを使用します。

枯れた印象(熟成が進んだ)と併用されることも多いです。
例:ドライフラワーのバラ、枯れたバラ

また、ゲヴュルツトラミネールを代表とする一部白ワインにも使われます。

その他

キンモクセイ菩提樹などの香りも白ワインではよく表現されます。キンモクセイはアカシアよりもさらにボリュームがあり甘い香りの時に、菩提樹はオイリーな香り(ぺトロール香)と合わせて表現されることが多いです。

ソムリエ厳選!お花の香りがするワイン

さきほど紹介したよく使われるお花の香りが感じられるワインを4つまとめました。(JSA認定ソムリエが選んでいます)どんな感じなんだろう?と疑問に思った人はぜひ実際に飲んでみてくださいね。

3000円前後の価格帯が個性が際立っているものが多くおすすめです。

スイカズラの香りを持つワイン

ブルゴーニュ アリゴテ カミーユ・ジルー

ブルゴーニュの名手<カミーユ・ジルー>が手掛ける白ワイン。アリゴテという古くから栽培されているブルゴーニュの伝統品種を使った控えめながらも、芯のあるワインです。

高い酸とほんのり香る白い花(スイカズラ)の優しい香りが特徴的なワイン。

アカシアの香りを持つワイン

ソアヴェ クラシコ モンテ フィオレンティーネ

イタリア ヴェネト州を代表する白ワイン<ソアヴェ>
カ ルガーテのソアヴェクラシコは樹齢の高い木に加え、セレクションしたぶどうを使用。さらにオーク樽(20%)で半年ほど熟成されます。複雑で豊かなアロマと華やかなアカシアの香り

熟成にも耐えうる出来の良いワインです。

ジャスミンの香りを持つワイン

シャスル ナチュレルVdF

フランスの過酷な山間部、サヴォワで作られる白ワイン。ジャケールという地元の品種を使い、ファニーとヨアン夫妻が丁寧に作り上げています。

特徴は亜硫酸塩の少なさ。醸造時も瓶詰め時もごくわずかのSO2しか添加しません。

立ち上がる控えめな香りのなかにはジャスミンやハーブティーを思わせる複雑な香り。
舌触りも優しく、すっと染みわたるようなワインです。

スミレの香りを持つワイン

ラ・フロレット スミレ ルージュ

日本の山梨県甲州市で育ったメルローを優しく作り上げた赤ワイン。

非常におだやかで日々の食卓にも優しく寄り添ってくれる…そんなワインです。ラベルに描かれている<スミレ>はワインの香り、味わいをイメージしたもの。スミレの可憐な香りが印象に残ります。

可愛いデザインはギフトにもおすすめ。

バラの香りを持つワイン

シャトー・デ・フラン レ・スリジュ2015

ワインの王道、ボルドーワイン。素晴らしい年であった2015年のシャトー・デ・フラン レ・スリジュには乾燥させたバラ(ドライフラワー)の香りが漂います。

荘厳で優美。そんな言葉がしっくりとくる赤ワインです。

まとめ

いかがでしたか?ワインにはお花に例えられる香りがよく表れます。

なので、レストランや居酒屋で出会うワインにもお花の香りがするワインは多いです。これからは「あ、スミレだ!」などと香りを探して楽しんでみるのも面白いですね。

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