マンステールってどんなチーズ?
マンステール(Munster)はフランスの北東部<アルザス>を代表するウオッシュタイプのチーズです。古くから親しまれていたチーズでルーツは7世紀まで遡ります。
マンステールの名前の由来はMonastère(モナステール)フランス語で「修道院」意味する町の名前だと言われています。西側のロレーヌ地方にはジェラルメという町があり、ロレーヌで作られるマンステールは「マンステール ジェロメ」と呼ばれています。
今回はそんなマンステールによく合うワインをソムリエがセレクト。
マンステール未経験の方も、マンステールをもっと楽しみたい方もぜひご覧ください。
ウオッシュチーズとは
「ウオッシュタイプ」や「ウオッシュチーズ」と呼ばれるこのチーズはその名の通り、チーズの表面を塩水やお酒などで洗いながら熟成をさせるチーズのことです。
チーズの表面にリネンス菌などを繁殖させ、独特の風味を感じます。表皮のオレンジ色はリネンス菌による色合いと言われています。菌の分解力が高く、外側から内側に向かって熟成していきます。菌が繁殖しているチーズの表面を塩水やワイン、ブランデーなどで定期的に洗うことで、菌の量を調整しながら熟成していきます。
洗うときにどんなものを使用するかによっても風味が変わってくるので、個性的なチーズに仕上がります。加えて、リネンス菌は納豆菌の一種なので、とても強い匂いを生み出します。
そのため、通向きのチーズとも言われています。
中身は意外とマイルドでクリーミーなので、苦手な方は表皮を除いてから食べると挑戦しやすいと思います。
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マンステールに合うワイン
ローリーガスマン エデルツヴィッカー
アルザス地方の白ワインを合わせる王道の組み合わせ。ローリーガスマン(作り手)のワインは残糖度が高く甘味が目立つのが特徴。そしてエデルツヴィッカーはその土地の個性を表すワインでもあります。
その甘味がしっかりとチーズの個性を受けとめます。
テロワージュ(土地との組み合わせ)する王道の組み合わせ。
エスピノ ピノノワール
マンステールにあるナッツの香り(アーモンドやピーナッツの粉のような)がピノノワールに添加されて、ワインがより複雑に。ナッツフレーバーが存分に楽しめる組み合わせ。
チリのピノノワールの明るさと綺麗な酸がチーズをスムースに受け入れてくれます。
赤ワインと合わせてみたい方はおすすめです。(意外と合う)
BBRソーテルヌ2017
甘口の白ワインも安定のマリアージュ。芳香の強いチーズによく合わせられるソーテルヌ。
マンステールもはちみつと相性がいいので、チーズにはちみつをかけてソーテルヌと合わせると天下一品。はちみつにも負けないワインならではのマリアージュです!
贅沢な気持ちになれる組み合わせです。
最後に
いかがでしたでしょうか。試してみて美味しかった!という感想やエデルツヴィッカーってなに?とかソーテルヌってなに?など疑問に思った方は気軽に公式LINEからメッセージを頂けるとうれしいです。
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