注目の日本ワイン生産者『シャトーシャルマン』視察日記2021.04.05【前編】
注目の日本ワイン生産者『シャトーシャルマン』視察日記2021.04.05【前編】

注目の日本ワイン生産者『シャトーシャルマン』視察日記2021.04.05【前編】

山梨県北杜市にあるシャトーシャルマンさんに訪問して参りました。
日本ワインの情報が気になる方と共有できればと思い、記します。
今回は所長の山本さまに案内及びお話をしていだきました。

シャトーシャルマン訪問日記2021.04.05 【前編】

基本情報

シャトーシャルマンChateau Charmant
山梨県北杜市白州町白須1045‐1
HP→ https://www.charmant-wine.com/

主な栽培品種

カベルネフラン
メルロ
シャルドネ
甲州
マスカットベリーA
セミヨン

ワインのラインナップ

通販サイトを参照してください。こちら

視察内容

創業の話

もともと生産者組合の合弁会社のような形で立ち上がったワイナリーを昭和39年に江井ヶ島酒造が買収。
それを機にデラウェアなどを中心に栽培、仕込みをしていた状態から現在の『欧州系ぶどう栽培』にシフトチェンジ。翌年の昭和40年にさまざまな品種を植えたが、土壌にマッチしたカベルネフランが栽培面積の多くを占めることとなり現在に至る。

畑の話

自社ワイナリーにカベルネフラン、メルロの畑が隣接しています。1haくらいあるそう。
垣根のカベルネフラン、棚のカベルネフラン、メルロが植えられています。
ここは駒ケ岳由来の花崗岩土壌。表層2メートル以下は花崗岩土壌。
これがメルロにいちばん合ったのではという。
花崗岩が風化してできた砂系の土壌は水はけも大変良い。
『白須』という地名の由来も『白い砂の多い地』が由来しているという。

奥に見えるのが駒ケ岳

本当にすぐ近くなので歩いて訪問できます。
白州町白須の最低気温は‐10度を下回ることはほとんどないそう。
ここ数年は温暖化の影響も感じている…と。

垣根のカベルネフランの樹は新しく樹齢は3年。
棚のカベルネフランは30年を超すものもあります。(↓写真)

写真の樹は皮がはがれていますが、3年に一度ほど皮をはぎ高圧洗浄機でカイガラムシを洗い流すそうです。

棚栽培のカベルネフラン

やはり高樹齢のほうが良いぶどうが取れるそうだが、最年長よりも20‐30年くらいのものが最良とのこと。
黄色のマーカーが付いている気が最良のぶどうが収穫できる樹です。もちろん、分けて仕込みます。
基本的には『最良』『良い』『あまりよくない』の3段階に分けるそうです。

以外に思ったことが1つ。
最良のぶどうは垣根栽培ではなく棚栽培で取れるそうです。垣根栽培のほうがいいぶどうが育ちやすいというのをよく耳にしますが、山本さまいわくそうとは限らないとのこと。(樹齢が同じでないため単純比較は難しいが…)
樹冠管理(キャノピーマネジメント)や収穫は垣根のほうが手がかからないそうです。

今後、植栽していく樹は垣根栽培にする予定だそうです。

ちなみに以前シャルドネが植えられていた畑は現在なにも植わっておりません。

なにが植えられるか未定…楽しみですね

【後編】は醸造や熟成、シャトーシャルマンワインのスタイルについてです!

こちらから後編!

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